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【自動車】TATA nano、インド自動車市場に再展開

インド大手自動車会社Tata Motors社が展開している価格10万ルピーの小型車”TATA nano”が、市場で再浮上するか話題になっている。

同社会長Cyrus Mistry氏によると、小型車“TATA nano”のパワーステアリング等機能の一部を変更し、インテリアも改善したSmart city carとして位置づけることで決定したという。

インド小型車市場では、Maruti Suzuki India社が“Suzuki Alto”を発売し、Hyundai Motor India社が“Hyundai Eon”を販売している。両モデルともに価格は約30万ルピーであり、目標販売台数としては月々30,000台を見込んでいる。
また、Tata Motors社はターゲット顧客として若者層を狙うが、Nissan社がインドにて来年販売する“Datsun”を展開する日産自動車の動きが気になる所だ。

自動車に関する知識が豊富であり、求める要求も高いインドの人々に対して、新型“TATA nano”はそのような買い手に受け入れられるような機能を備える必要がある。例えば2002年に販売された“Palio”はインド市場のニーズに合っていたが、“Fiat”はインドでの売上の伸びが滞った。

Tata Motors社は小型車”TATA nano”を始めて市場に投入した際には不運にも成功を納められなかった。同社はTATA nanoの専用製造工場建設を予定していた西ベンガル州において、用地を巡る地元農民からの激しい抗議行動を受け、工場建設計画を撤退しその後グジャラート州に移転している。また、市場に投入することを大々的に報じて以降決して短くはない時間が過ぎてマーケティング戦略も見直す必要があること等、取り組むべき課題は少なくない。

 

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