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【中古車】中古車市場の成長が補修自動車塗料事業の需要を高める

新車・中古車市場の著しい成長に伴い、インドの自動車塗料市場は2~3年前から急速に成長している。また、製品改良に向けた塗料メーカーによる研究・開発への積極的な投資がさらに市場の成長を後押しするとのことだ。

Frost & Sullivan社の調査報告書”Strategic Analysis of the Indian Automotive Coatings Market”によると、インドにおける自動車用塗料の総生産量は2012年時点で76.1キロトンであり、2017年には134.7キロトンに増加すると予測されている。
その内、生産量では現在、新車用が75%を占めているが、今後は補修塗料市場も急速に伸びる見通しである。

同社のリサーチアナリストによると、より少ないコーティング層で塗料できるコンパクト・コーティング、水性塗料技術やより効果的なスプレー等の新技術の出現により、インドでは大型車の表面用塗料や複雑な形状の部品用塗料の需要が高まっているそうだ。
しかし、原油価格の高騰により、樹脂や二酸化チタン等、塗料の主要原材料の価格が押し上げられ、国内の塗料メーカーは利益確保に苦戦している。また、現在の自動車塗料市場は、揮発性有機化合物の使用による環境汚染や自動車メーカーからの価格圧力等、多くの課題を抱えている。
同アナリストは、「中古車事業の組織化や補修塗装業界の連結が進むにつれて、インド自動車塗装メーカーの今後の事業発展が促進されるだろう。また、補修塗装業界を拡大させるためには、Tier IIやTier III都市におけるチャネル構築が必要不可欠である。さらに、消費者需要の多様化に伴い、プラスチック・コーティングや環境配慮型の塗料等、新しい技術を開発していく必要がある。」と語る。

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