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【自動車】インド自動車業界、厳しい市場環境が続く見通し

Fitch Ratings社の調査によると、今年度下落し続けてきたインドにおける乗用車の需要は、高い金利による消費縮小を背景に2014年上半期まで減少傾向が続く見通しだ。自動車業界の売上は対前年比で10.5%の減少が見込まれるなか、乗用車の売上も1-10月期間で対前年比7.1%低下した。一方で、実用車の売上は今年1-10月期間で7.6%上昇しているが、これは単発的な売上の結果であり成長は接続的ではない見通しである。また、ガソリンとディーゼルの価格差の縮小、あらゆる消費税の上昇、及び高い金利による都市部の消費縮小等を背景にディーゼル実用車の需要も過去半年で減少している。

需要の落ち込みは、これまで前年度の売上を常に上回り続けてきたフェスティバルシーズンでも続く見通しである。近年、フェスティバルシーズンにおいて市場シェアの7割近くを占めてきたMaruti Suzuki社とHyundai社の上位2社ですら、売上は横ばいであった。

現在の厳しい市場環境は、この先数年間も売上を圧迫し続けると予測されている。売上の減少に伴い、価格競争がさらに激化し自動車関連企業の利益率も下落すると予測されている。

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