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【自動車】ホンダ、インドの中小都市で事業拡大を図る

大手自動車メーカーのホンダはインドのTier IIおよびTier III都市(中小都市)における販売網の拡大により、第4世代目の”Honda City”モデルが同市場において好調な売上を収めることに期待している。

Honda Cars India社(HCIL)のVice President兼Director (Sales and Marketing)、山崎茂氏は、チェンナイで行われた”Honda City”新モデルの発表会において、「この新たな”Honda City”の総売上の内、Tier IIとTier III都市からの売上が約58%を占めることに期待している。」と語った。

2013年9月から販売が一時的に停止されていた旧モデルの”Honda City”は、Tier IIとTier III都市における売上が総売上高の約50%を占めていた。また、同社が2013年に発売したディーゼルセダン車”Honda Amaze”も、総売上の約66%が同都市における売上であった。

現在、同社は101地域において合計159の販売店を展開しており、2014年3月までに展開地域を107拠点、販売拠点を170店舗に拡大させる計画である。同社の関係者によると、近年同社はTier IIやIII市場への展開を強化しており、売上の拡大を目指しているとのことだ。

HCIL社のSenior Vice President(Marketing and Sales)、Jnaneswar Sen氏は「Tier I、IIやIIIの分類には様々な定義が存在するが、当社では、国内の上位5・6都市をTier I都市、中位の約20都市をTier II都市、残りの都市をTier IIIと定義している。これは各都市における自動車市場の規模や総人口など、様々な条件により決定される。」と語った。

同氏は「Tier IIやTier IIIの各都市は個別にみるとTier Iと比べ需要が少ない市場であるが、これらの潜在的な都市が数多く存在することから、ターゲット市場としては非常に魅力的である。ちなみに、”Honda City”の新モデルは発売前の時点で既に多くの予約が殺到していた。」と語った。

同社は2014年度に新モデル”Honda Jazz”をインドで発売する計画を進めている。また、”Honda Amaze”などのモデルを始めとした需要の増加に対応するため、既存のウッタル・プラデーシュ州Greater Noida工場を三交替の稼働体制に変更した。さらに建設中のラジャスタン州の新工場は、現在の四半期中に稼働開始する予定だ。

同社の自動車の輸出量に関しては、2012年度の2,000台から2013年度には6,000台まで拡大すると予測しているとのことだ。

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