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【自動車部品】デンソー、インドで新技術開発に注力

大手自動車部品メーカー、デンソーのインド法人Denso International India社は、自動車による排気ガスの削減を実現する新たな製品の開発に取り組んでいる。

同社は、ハリヤナ州のJhajjarとManesar、カルナタカ州のBangalore、ウッタラーカンド州のHaridwarとウッタルプラデーシュ州のGreater Noidaに製造拠点を保有し、エアコン、燃料ポンプ、内蔵冷却器、パワーウィンドウモーター、ラジエータ、セルモーターやエンジン冷却モジュールなどの部品を製造している。

また、同社は最新モデルとしてエンジンコントロールユニット(ECU)、燃料管理システムとインジェクターの製造を開始する予定だ。これらの部品は、2015年以降に発売予定のMaruti Suzuki India社、General Motor India社とFord India社の新モデルに導入される。

Denso International India社の会長、梶田宜孝氏によると、同社は既にMaruti Suzuki社の最新小型車Celerioに対し、排気ガスの削減や燃費向上を可能にする電子式スロットのECUを供給している。

同氏は「また、当社はHonda Motorcycle and Scooter India社、Suzuki Motorcycle India社やIndia Yamaha Motor社などの国内の二輪車メーカー向けに新たな技術を用いたエンジンセンサー、エンジン発電機やECUを開発した。」と語った。

同氏によると、Maruti Suzuki社は同社にとって主要顧客であるが、Tata Motors社、Hyundai Motor India社、Honda Cars India社やVolvo Eicher Commercial Vehicles社への供給も行っている。

1984年にインド市場へ進出したDenso International India社は、同国において長期的な計画を持っており、ハリヤナ州Manesarに設立した研究・開発センターなどの活用により幅広い新技術や製品を開発しており、海外自動車メーカーへの供給も手掛けている。しかし、近年インドでは自動車の販売量が低下しており、部品メーカーにとっても厳しい市場環境であるとのことだ。同社には、同様の製品を扱うDelphi India社やBosch India社など多数の競合企業が存在するが、価格競争力ではなく高品質な技術の開発やイノベーションに注力することにより長期的な売上向上につながることを期待している。

同社のManaging Executive Officer、KK Viswanathan氏は「当社は、事業体制や売上の改善に向けて来年は積極的に新製品を投入していく予定だ。インドはデンソー本社にとっても重点市場であり、インド市場の成長に伴い、事業拡大していくだろう。」と語った。

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