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【自動車部品】インド、自動車の売上減少により部品産業が縮小

インド自動車部品工業会(ACMA)によると、インドにおける自動車部品産業の市場規模は前年の2兆1,600億ルピーから2%ほど減少し、2013年度には2兆1,176.5億ルピーとなった。規模縮小の要因としては、市場全体の約60%を占める乗用車や商用車の製造業者からの需要が減少していることだとACMAは発表している。
また、ACMAのデータによると自動車部品産業への投資も減額しており、2013年度は前年からほぼ半分にあたる440億ルピーにとどまったと推定される。

ACMAのPresident、Harish Lakshman氏は下記のように述べる。「前年度はインドの自動車産業にとって非常に厳しい市場環境となった。販売台数の縮小、高い原材料や金利、為替変動や製造業への投資低迷などの要因が産業の成長に大きな影響を与えた。」

しかし一方で、国内における自動車の販売台数はここ数か月で回復傾向にあり、ACMAは今年度、同産業は4-6%増の成長となる見込みと予測している。国内の販売台数だけではなく、輸出・輸入台数やアフターマーケットの売上も向上する見解を示している。

同産業における輸出額は昨年度、前年の17%増にあたる6,148億7,000万ルピーに達し、輸入額も4%増加し7,716億ルピーに達した。また、アフターマーケット市場の売上も12%増となり、2013年度に7,716億ルピーとなった。

自動車部品産業をさらに拡大させるためには、部品製造業者、OEM製造業者、機械・設備販売業者や原材料産業の連携を強化させる必要があるとLakshman氏は述べる。「中長期的には市場展望の見通しに確信を持っているが、景気依存性や市場リスクを最小限に抑制するためにも、自動車部品産業は防衛産業、航空宇宙産業や鉄道産業などの周辺業界への横展開も検討するべきである。」(同氏)

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