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【二輪車】ヤマハ発動機、インド南部の新工場の稼働開始を遅らせる

ヤマハ発動機のインド法人India Yamaha Motor (IYM)社は、現在チェンナイに建設中の新工場の稼働開始時期を2014年末に遅らせる方針を明らかにした。当初より1年遅れとなる稼働開始時期について、同社は景況低迷の影響が主な要因と発表した。

IYM社のDeputy Managing Director、及びBusiness Expansion Groupの代表者を務めるRiuji Kawashima氏は、現地紙Business Standardの取材に対し下記のように応じた。「当初の計画では、2014年1月から稼働を開始させる予定であったが、経済低迷の影響により1年程の遅れとなった。現在は2014年末の生産開始を目標としている。」

同工場における当初の目標生産台数は年間45万台であり、2018年までには180万台に拡大させることを目標としている。また、同氏によると、同工場で生産された製品は、アセアン諸国、アフリカや南アフリカ市場へ輸出される予定である。
「同工場の生産台数に占める輸出販売の割合は、稼働後の市場環境やその他の要因に影響されるため、現時点で正確に示すことは難しい。現在は、当社全体の販売台数の内、輸出販売は約25%を占めている。」(Kawashima氏)

IYM社は今回の工場建設のために、タミル・ナドゥ州政府とMoUを締結し150億ルピーの投資を行った。同氏は、「新たなチェンナイ工場は製造業界のベストプラクティス、及び国際水準に基づき建設されている。また、生産コストの最適化や生産効率を向上させるために、ベンダーパークも設立する。」と述べる。

工場の隣接地に設置されるベンダーパークに生産拠点を確保するため、IYM社の主要取引先7社が既にタミル・ナドゥ州政府とMoUを締結した。ベンダーパークには90億ルピーが投資される見通しであり、3,500人以上の直接雇用を創出すると推定されている。同氏によると、ベンダーパーク内以外にも、多数の取引先が新工場の周辺に生産拠点の設立を検討しているとのことだ。

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