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【自動車】インドの新車購入者、安全技術への関心高まる

J D Power Asia Pacific が公表した「2014年インド自動車商品魅力度調査(”India Automotive Performance, Execution and Layout (APEAL) Study”)」の報告書によると、近年インド自動車業界では自動車の安全技術を重視する消費者が増えていることが明らかとなった。

 

J D Powerの自動車商品魅力度調査は世界各国で実施されており、新車購入後2~9ヶ月における自動車の性能やデザインなどの商品魅力度に関する評価を測定する調査である。評価基準には、「外装」や「内装」、「収納とスペース」、「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム」、「シート」、「空調」、「運転性能」、「エンジン/トランスミッション」、「視認性と運転安全性」、「燃費」の10カテゴリー、合計77項目が含まれ、調査対象者にはこれらの基準をもとに実際に購入したモデルを評価してもらう。

 

今回インドで実施された調査結果では、軽自動車セグメントにおいて最も満足度に貢献した要素は「視認性と運転安全性」であり、平均で「自動車商品魅力度(APEAL)」の総スコアの約16%を占めていたことが判明した。また、ミッドサイズセグメントにおいても、「視認性と運転安全性」は3番目に重要な要素であり、総スコアの約13%を占めた見通しだ。

 

J D Power Asia PacificのExecutive Director、Mohit Arora氏はこのような傾向について、「過去数年間でインドの自動車産業では安全技術の需要が急速に高まっていることは確かだ。自動車メーカー各社はこのようなニーズに応じた商品を開発していく必要がある。」と述べた。

 

さらに、運転する際の利便性に関するニーズも高まっているようだ。インドで購入されている自動車の内AT車はわずか5%に過ぎないが、調査対象者の82%が次回購入する際はAT車を選びたいと回答している。

 

インドでは自動車の利用者数と共に一人当たりの利用時間も増えており、今後も自動車の需要は拡大していくと予測されている。調査データによると、対象者の平均通勤時間は1日あたり約2時間であり、2011年の調査結果と比べ約15%上昇した。また、2013年には新たに250万台の自動車が国内で販売されたと報告されている。

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