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【IT】インドPCメーカー各社 学生需要の取込み狙う

インドのコンピュータメーカーやインターネットサービスプロバイダー各社は、新学期が開始されていない多くの大学生に対して、分割払いや景品を付けた自社製品の販売を既に始めているようだ。

例えば、Hewlett Packard India社は現在、新しいラップトップ購入を検討している大学入学者向けにキャンペーン“Student Offer of the Year”を6月中旬から7月末まで実施した。同社が指定する特定のラップトップ製品を購入する大学生に対して、最大で1万ルピーの金銭的支援を約束している。同社Printing and Personal Systems Groupの個人向け製品分野ディレクターKetan Patel氏によると、支援内容は6,000ルピー相当の2年間延長補償を999ルピーで受けることができ、他HP社製品を購入できる最大4,000ルピー相当の商品券が含まれる。この商品券によって「HP社製のアクセサリー商品(スピーカー、ヘッドフォン、マウス、ペンドライブ、バックパック、インクカートリッジ、モニターなど)」と引き換え可能とのことだ。

同様の取組みがDell社でも試験的に導入されている。同社は最近グジャラート州やケーララ州、タミルナードゥ州において、学生がDell Inspirationシリーズのラップトップ、オールインワン、デスクトップを自由に選べるような形で試験的に導入している。
Dell India社の専務取締役P. Krishnakumar氏は、キャンペーンはインド全土のDell直営店舗などで展開されており、大型小売店やオンラインストア等でも対象となるとのことだ。

 

インターネットサービスプロバイダーでは、例えばVodafone社はデリーや都市部の大学入学者を対象とした“Campus Pack”キャンペーンを始めている。キャンペーンには、149ルピーまたは275ルピー分のボーナスカードを通したリチャージが含まれる。また、40パイサ/分の国内通話と、28日間の100件無料SMSサービスも付加されている。149ルピー分のボーナスカードは2Gデータ回線1GB分に相当し、275ルピー分のものは3Gデータ回線1GB分である。

 

Lenovo India社が若者や次世代に焦点を当てて展開しているキャンペーン “Back to College”では、指定ノートPCやタブレットの購入時に、ユーザーはオンライン登録すると、アクセサリー製品かラップトップ2年間延長補償(価格1,999ルピー相当)、タブレット1年間延長保証(価格799ルピー相当)と交換できる電子商品券がもらえる。同キャンペーンは6月下旬から8月半ば頃まで開催しており、同社の小売店舗や直営オンラインストア(thedostore.com)で展開されている。

また同社では、Y500やIdeaPad Zシリーズのラップトップを含む一部製品を購入したユーザーに対して1年間の事故損害保証を無償提供するという。

ディレクターShailendra Katyal氏によると、プロモーション活動によって売上が10-15%増加したという。

 

このようなキャンペーンの効果について、同業界の専門家によると「個人向けPC市場は停滞しているものの、こうしたキャンペーンは確実に売上増加に繋がる」と見ている。

 

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