インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【メディア】インド南部のメディア&エンターテイメント業界、2017年度に4,360億ルピー規模に

インド南部地域のメディア&エンターテイメント(M&E)業界の規模は、2013年度の2,390億ルピーから年率16%で成長し、2017年度には4,360億ルピーに達する見込みだ。

Deloitte社とFICCI(インド商工会議所連合会)の共同報告書”Media & Entertainment in South India – the Digital March”によると、消費者における言語コンテンツの人気上昇や、メディア業界によるメディア産業の普及活動等の生活環境の変化が主な成長要因となっている。インドにおけるM&E市場は現在、テレビが56%、出版が28%、映画が11%を占める。
FICCI Media & Entertainment Forum (South)のChairman、Kamal Haasan氏は「映画、出版物、テレビやラジオ等全てのメディアは、普及範囲を拡大するためにデジタルコンテンツを推進している」と語る。

同報告書によると、テレビが南インドのM&E業界の大部分を占めており、市場全体の56%、1,347億ルピーを占める。また、テレビ市場はデジタル化の推進により、今後4年間年率さらに20%で成長すると予想され、地方都市でも広告主数が増加している。

出版市場はM&E業界でテレビに次ぎ2番目に大きく、2013年度には28%、668億ルピーを占めた。インドでは近年、現地語に対応した地方紙による広告収入が著しく拡大しており、英語媒体を出版する多くの企業が各地域の現地語に対応した日刊紙の発行に注力し始めている。これは、地方の広告主による掲載需要の増加や、全国紙に掲載する大手広告主がTier I以降の消費者に関心を持ち始めていることが原因だと思われる。また、出版業界は、モバイルアプリやモバイル用ウェブサイトの開発により、オンラインでも収益拡大の機会を模索している。同報告書によると、出版業界は2017年度まで年率8%で成長すると予想されている。

また、インド南部ではボリウッド発祥地のムンバイ以上に映画の製作数が多い。熱烈なファンに支えられ、映画業界はM&E業界において3番目に大きく、2013年度には11%、268億ルピーを占めた。今後4年間、同業界は年率12%で成長すると予想される。

一覧に戻る