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【モバイル】インド、値引き機能付きのモバイルショッピングアプリが登場

インドでは近々、ネットショッピングでも“価格交渉”が可能になるようだ。
インドのモバイルインターネットサービス事業者One97社は近年、自社が展開するモバイルショッピングのアプリ “Paytm”において、利用者が商品を購入する前に値引き交渉をすることができる新機能を開発した。

One97社の創業者Vijay Shekhar氏によると、この新しい値引き機能の展開により、一日あたりの取引件数を現在の30万件から、100万件にまで向上させることを目標としている。

Shekhar氏は、「値引き交渉は、日常的な買い物においてほとんどのインド人に根付いた習慣である。我々はその店頭の体験をモバイル上でも可能にしたい。」と語る。同社の新アプリにより、利用者は売り主とチャット機能により値引き交渉が出来る。One97社はバンガロール所在のIT企業Plustxt Messenger社を昨年買収し、同アプリの開発を開始した。

また、同氏によるとOne97社は2011年にSAIF Partners社やIntel Capital社などの投資ファンドから12億ルピーの資金を調達しており、今後約15億ルピーを事業拡大や“Paytm”アプリの開発に投入する予定だ。

“Paytm”はオンラインおよびオフラインを含む約250の販売業者を抱えている。“Paytm”では取引ベースで販売業者から徴収する手数料が売上となっており、現在の売上高は1億ドルに達している。

Shekhar氏は、“Paytm”の新しい値引き機能のモバイルショッピングアプリは、新規顧客を開拓しモバイルコマース界に変革をもたらし得ると見ている。最近では“Paytm”に電子マネー機能が導入され、携帯電話で銀行口座やクレジットカードを利用したプリペイド支払が可能になった。また、利用者は電子マネーの換金や払い戻しを受けることもでき、ショッピングサイトにおいて利用することができる。この機能はインド準備銀行(RBI)の認証を得て導入された。

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