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【通信】インドの携帯電話加入者数、2018年までに5億人を突破

Morgan Stanley社の調査報告書によると、従来型携帯電話の価格下落やスマートフォンの普及に伴い、インドにおける携帯電話加入者数は年間25%で成長し、2018年には5億1,900万人に到達する見通しだ。

同社が発表したインドの通信業界に関する調査報告書には、携帯電話機器の価格下落、スマートフォンの普及、データ通信速度の改善やネットコンテンツやサービスの増加などの要因により、2016年度に携帯電話加入者数は3億3,000万人になると推測されている。

報告書によると、インド国内の携帯電話加入者の数は2018年度までに年間25%で拡大し、現在の2億1,000万人から5億1,900万人に増加する。また、1人当たりのデータ通信利用量は年間35%増で750MBまで上昇し、アジア諸国の平均水準とほぼ変わらない数値に到達すると予測されている。

インドでは、2年前に200ドルであったスマートフォンの価格が現在50ドルまで下落している。

インド電気通信規制庁(TRAI)のデータによると、2013年9月末時点で国内のインターネット加入者数は2億1,000万人であった。その内、90%となる1億8,800万人がモバイル端末からアクセスしており、その他、700万人がナローバンド(256kpbs以下の低速回線)、及び1,500万人がブロードバンド(256kpbs以上の高速回線)を利用している。

同調査報告書には、「次はデータ通信が成長の鍵となると予測される。情報通信市場においてデータ通信の利用による売上は現在10%を占めているが、今後2年間で2倍以上の23%に拡大する見通しだ。」と述べられている。

インドでは、通信事業者によるデータ通信料の低価格化、及び周波数幅などのデータ通信インフラの強化により、データ通信の利用が促進されると予測されている。2013年1月の時点では、3Gや2GBのデータ通信パックの料金は1ARMB当たり38パイサとなる約750ルピーであった。現在、同じ2GBパックは1ARMB当たり23パイサとなる約450ルピーにまで価格が下落している。

Morgan Stanley社によると、インドの通信事業者が提供する音声通話及びデータ通信の料金水準はアジア諸国内で最も低く、1分当たりの音声通話と1MB当たりのデータ通信の料金にさほどの差はないとのことだ。

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