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【通信】インドの固定ブロードバンド通信市場、2017年に21億2,000万ドルに到達見込み

市場調査会社IDC社の調べによると、インドの固定ブロードバンド通信市場は2013年時点で14億6,000万ドルに到達し、2017年には21億2,000万ドルに拡大する見込みだ。さらに、固定ブロードバンド通信事業者の総売上高は、今後5年に渡り年間7.8%で増加する見通しであるが、これは同サービスの加入者数の増加率13.9%を下回る予測値となったと発表された。

半年に一度発表されるIDC社の”Telecom Services Tracker”レポートには、「固定ブロードバンド通信サービスの加入者数と事業者の総売上高の年間増加率に大きな差が生じているのは、加入者一人当たりの月間売上(ARPU)が減少傾向にあるためである。その原因の一つとして、インドの通信業界における激しい価格競争が挙げられる。」と述べられている。

国内ではモバイル端末からブロードバンドへアクセスする人が増えており、特に低速の固定ブロードバンド通信業界に大きな影響を与えている。また、通信キャリアのネットワーク上で音声サービスなどを展開するOver The Top(OTT)事業者の出現により、通信事業者が売上成長と収益性を維持することはさらに難しくなると予測される。

このような事業環境により、通信事業者はビジネスモデルの見直しを迫られている。IDC社Asia/Pacific Telecommunications GroupのResearch Manager、Sherrie Huang氏は、「中にはOTT事業者との連携でサービスを拡大させ革新を起こしている事業者もいる。」と述べる。

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