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【IT】インドのアナリティクス市場、2017年度までに2倍に成長する見通し

インドにおけるアナリティクス市場は2013年度に10億ドルに到達し、2017年度までには2倍以上となる23億ドルに拡大する見通しだ。

Nasscom(全国ソフトウェア・サービス企業協会)とデータ解析サービスを手掛けるBlueocean社による共同レポート”Institutionalisation of Analytics in India: Big Opportunity, Big Outcome”では、国内のアナリティクス産業でドメイン知識、ビジネスやプログラム・マネジメント能力が豊富な人材が不足していることが報告された。

NassocomのPresident、R Chandrashekhar氏はNASSCOM主催の第2回「ビッグデータ・アナリティクス・サミット2014」において、「インドにおけるアナリティクス市場はまだ導入期にあり、長期的な価値を創出するためには発展が必要である。」と述べた。
今後アナリティクス市場の発展を推進させていくためには、認知度の向上、人材育成、サービスによる費用の変動、ツール・技術の標準化、部門横断的なチーム体制の構築、そして経営幹部の確保の6つのポイントが重要になる、と同氏は指摘する。

また、Blueocean Market Intelligence社PresidentのAshwin Mittal氏は、経済成長やインターネット・モバイルの普及が国内のアナリティクス市場の成長の基盤となっていると語っている。「主にBFSI(銀行・金融サービス・保険)、eコマースや通信業界がアナリティクス導入を先導しているが、小売業、製造業、メディアや広告業も導入に向けて動き始めている。一方で医療や教育分野ではまだ導入が進んでいない。」(同氏)

部門横断的に活用された場合、アナリティクスサービスは導入企業にとって非常に大きな経済的利益をもたらすことができると同調査は指摘している。

世界全体のアナリティクス市場は2014年時点で960億ドルと推定されており、年率12%で成長し2016年までには1,210億ドルに達する見通しである。

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