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【Eコマース】インドのEC市場、2019年までに1,000億ドル規模に到達

インドの産業団体ASSOCHAMとPricewaterhouse Coopers(PwC)社が実施した共同調査によると、インドのEC市場は年間35%の成長率で拡大し、5年後の2019年には約1,000億ドル規模に到達すると報告された。同市場は2014年時点で170億ドル規模と推定されている。

 

インドのEC市場の急成長は、ネットショッピング利用者の増加、及び一人当たり消費額の増加が主な要因とされる。同報告書によると、ネットショッピングの利用者は2014年の約4,000万人から2015年には6,500万人にまで増加する見込みである。また、2014年のネットショッピング利用者一人当たりの消費額は平均で年間6,000ルピーであったが、来年の2015年には10,000ルピーにまで増えると予測されている。

 

同調査では、対象となった約52%のネット利用者が、ネットの方が低価格であるため、実店舗よりもネット購入を好む、と回答した。

 

インドのEC市場において最も人気なカテゴリーはファッション分野であり、それに次ぎパソコンと家電が並ぶ。現在、ファッション、アクセサリー、パソコン、家電の4分野のみでEC市場全体の約39%を占めており、2015年には42%に増加する見込みだ。また、旅行や観光商品も成長分野であり、今や旅行・観光業界の75%がネット上の取引に移行していると推定されている。

 

また、急拡大する市場に伴い、同業界では2017年から2020年の3年間で倉庫施設や配送センターなどの設備に対し、約4億5,000万から9億ドルを投資する見通しである。さらに、物流整備にも5億から10億ドルの投資が推定されている。雇用創出に関しては、現在の約2万5,000人に対して、倉庫設備や物流分野において新たに10万人の雇用が生まれるとのことである。

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