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サムスン、インドで新型スマホ10種類を発売予定

韓国のサムスン電子は2015年7月から9月の四半期において、インドで新たに10機種のスマートフォン(スマホ)を発売すると発表した。新機種の投入により、同社は地場のMicromaxやLenovo-Motorola、Xiaomiなどに奪われた中価格帯カテゴリーの市場シェアの回復を目指す。中価格帯カテゴリーには、販売価格が9,000ルピー(約18,000円)から18,000ルピー(約36,000円)の携帯電話が含まれている。

過去数回の四半期で同社が発売した商品は、ほとんどが“Galaxy Grand”や“Galaxy Core”のような既存モデルの新機種であり、なかなか競合ブランドに打ち勝つことができていなかった。2014年12月に新たに就任したシン社長は、この商品戦略を一変させ、今後は新モデルの投入に注力することを掲げている。現在スマホの売上は同社全体の約70%を占めている。

今回発売されるのは、”J Series”というサブブランドや4G対応の携帯電話の新機種が主になる。来月には”Galaxy J7”と”J5”が発売される予定だ。

ある大手家電小売りチェーンのCEOは下記のようにコメントした。「前四半期にプレミアムスマホのカテゴリーにおいてAppleを抜き首位を獲得した後、サムスンは新商品の投入や広告宣伝に注力し、9,000ルピーから18,000ルピーの中価格帯カテゴリーでも競合他社との差をさらに拡大させる見通しだ。」

同社は、グローバルで展開している代表的ブランド”Galaxy Note 5”を9月にインドでも発売する予定である。

Counterpoint Technology Market Research社のデータによると、インドのスマホ市場ではエントリーカテゴリーが販売台数ベースで約35%、そして中価格帯カテゴリーが約30%を占めている。中価格帯カテゴリーは最も成長が著しく、半年後には最大のカテゴリーになると予測されている。近年、複数の調査会社が地場のMicromaxがサムスンを抜き中価格帯カテゴリーで首位を獲得したと発表しているが、同社はこのデータを強く否定しているようである。

また、CMR India社のデータによると、インドのスマホ市場におけるサムスンのシェアは、MicromaxやKarbonn、Intexなどの競合のシェア拡大により前年の43.2%から2014年に23.7%に縮小した。しかし、2015年1月~3月には同社のシェアは27.9%まで回復し、Micromaxは2位で16.2%を占めた。

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