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【生活家電】省エネ目指すインド LED照明普及の必要性

インドの照明市場では、蛍光灯や白熱電球が依然優位であり、LED照明は発展段階にある。コンサルティング会社のFrost & Sullivan社は、インドでのLED照明普及率の低さは、既存の照明器具よりも高価格であることや消費者の認知度が低いこと、品質基準の欠如などがあると指摘する。

LED照明の価格に関しては、生産量の増加と製造技術の進歩により、過去2-3年の間で30%下がっている。大規模生産により更なる価格低下が起きれば、LED照明が商業施設や低所得~中間所得者層世帯にとっても手の届くものになる。

政府は第11次5ヶ年計画(2007-12)の一環として、インド電力省エネルギー効率局(BEE)によるプロジェクトを実行している。同プロジェクトには、白熱電球から高品質蛍光灯への切替と、エネルギー効率についてのプロモーションも含まれる。同社は、インド政府はプロジェクトを推進するために、新しい建物を建設する際のエネルギー効率基準を設定する必要があるという。基準が設定されることで、エネルギー効率の悪い照明器具を段階的に排除でき、また照明管理システムの集積を行うことで、エネルギー効率の発展を引き起こすことが可能だからだ。

現在進められているプロジェクトにより建設市場も成長が期待されている。市場規模は、2010年時点で約1,000億ドル規模から、2015年に1,540億ドル規模、2025年に5,000億ドル規模まで成長すると予測されている。

 

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