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【テレビ】LG電子、価格1万ルピー以下の低価格LEDテレビ開発を目指す

世界第2位の韓国テレビメーカーLG電子は、インドを“価格10,000ルピーを下回る世界最安値LEDテレビ”の製造拠点とする計画だ。

LG電子のインド法人社長Soon Kwon氏は「世界の新興市場において、低価格のLEDテレビは大きな可能性を秘めている」と語った。同製品は現在、韓国とインドの研究開発拠点で開発されている。

インドテレビ市場では伝統的なブラウン管や丸型テレビが主流で、テレビ関連の売上の中でも約半分を占めている。だがここ数年は、液晶テレビやLEDテレビなど、高度でスリムな製品が急速に普及したことにより売上に占める比率は40%に低下した。同社Kwon氏はこの比率が変化した部分に対して「低価格のLEDテレビにとって巨大な需要が秘められている」と見ている。

同氏は低価格のLEDテレビが重視する市場として、インド以外に「アフリカ、インドネシア」を挙げた。

同氏は、LEDテレビをこれらの市場で販売開始する時期や研究開発投資については言及しなかった。

市場が大きいインドでの低価格製品の開発・販売に向けて、各社インドへの投資が活発だ。

Godrejグループ会長Adi Godrej氏は「これらの製品が成功すると、成果は大きい。これらは低所得者向けの製品であり、成功すれば大きな市場に提供できる」と期待している。同社は、農村地域へ向けた3,000ルピー以下の冷蔵庫を発売している。

LG電子インド法人はウッタル・プラデーシュ州Noidaに研究開発拠点を持つ。同拠点は、インド向け製品だけでなく、全世界に向けた新技術や新製品の開発も行われる。

Kwon氏は「低価格のLEDテレビは都市部だけでなく小さな町や農村部にも巨大な需要がある。当社は小さな市場に強く、昨年1,600億ルピーの売上を記録した。農村市場の売上が15~18%を占めている」と語った。

LEDテレビの同社の価格は12,500ルピーであり、マーケットリーダーであるサムスン電子の価格は13,500ルピーだ。

LG電子はインド市場でシェア30%の獲得と主導的役割を担うことを目指し、45種類の新たな薄型テレビを発表した。なお同社は今年、薄型テレビのマーケティング費用として10億ルピーを投資している。

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