インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【電子機器】インド・ケーブル製造Finolex社、製品多角化

マハラシュトラ州プネーに拠点を置くFinolex Cables社は、これまで50年間に渡って築き上げたケーブル製造中心の事業から、モーターや変圧器等の電気機器製造・販売へと製品を多角化する。同社MDのDeepak Chhabria氏は2013年7月1日にExecutive Directorに就任する。

同社は幅広い電気製品群を持つにあたり、マハラシュトラ州Urse工場のほか、グジャラートに新たに工場を建設する予定だ。投資額は10億ルピー程度を想定しており、2015年度操業を目指している。現在Baroda付近で30~50エーカーの土地を取得するために交渉中とのことだ。併せて独自のディーラー網も構築することを計画している。

マハラシュトラ州Urseにある工場では、合弁会社(出資比率50:50)の提携元であるCorning Incorporatedが持つ技術を活用し、光ファイバーの生産能力を年間120万kmから200万kmへと増強する。この量を超える生産についてはCorning社から調達する。

光ファイバーに関しては、マハラシュトラ州Chakanに建設した新工場において最近生産が開始された。また国家プロジェクトで全国に40万kmを整備する「光ファイバ網全国整備事業(National Optical Fibre Network)計画」の入札に参加している。

この準備のために、Urse工場とウッタラーカンド州Goa工場のケーブルの月間生産能力を6,000kmから8,000kmまで拡大させている。今後4か月で10,000kmまで拡大させる予定だ。

また同社は5メガワットの太陽光発電施設に4億ルピーを投資する。政府委員会も承認し、今後半年程度で整備される模様だ。Urse工場では電力を約7.5メガワット消費しているため、この発電量を同工場に充てる予定だ。

同社はRoorkeeの工場に6億ルピーを投資し光ファイバーを増産する。また2013年4月に発売したLEDを含めた光学分野に注力し、今年度の売上10億ルピー達成を目指す。全体としては2013年度の売り上げ目標を前年度40%増の300億ルピーとしている。

日立電線と住友電気工業の合弁会社ジェイ・パワーシステムズとの高圧電力ケーブル製造の合弁会社Finolex J-Power社に関しては、マハラシュトラ州Shirwalに合弁工場を設立しており、2012年9月から操業開始した。総投資額は22億ルピーだ。

同社はマハラシュトラ州の配電会社からの4億ルピーのプロジェクトを受注している。

次の5年間で売上180億ルピーの売上を目標としている。

 

一覧に戻る