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【生活家電】Sonyインドでの売上800億ルピー、展開国中で売上第4位に急上昇

インド産業の需要冷え込みにも関わらず、Sony India社はテレビの安定した売れ行きに乗じて、全世界で展開するソニーの展開地域の中でトップ5位に入り込もうとしている。2年前まで9位であった同社にとって、4位にいたる道は非常に速いものだった。

同社は2012年度に総売上800億ルピーで、年27%の成長を記録した。インドは、ブラジル・ロシア・ドイツ・イギリスなど多くのソニーの重要市場よりも一歩先んじている。今やインドはソニーの売上トップ市場であるアメリカや中国、日本を追随している市場だ。

同社MDの日比賢一郎氏によると、テレビと携帯電話(Xperoaシリーズ)は今でも同社にとって最も成長の速い製品セグメントとのことだ。

一方でインド経済の失速に伴う需要低迷への懸念もある。30万ルピーを超える値のプレミアム4Kテレビ`Bravia’を発売したものの、状況は安泰ではないという。ただ、新製品発売や直前の四半期からの決算状況改善への期待が、今年度は前年度の成長率を維持できるという自信をもたらしている。

同社にインド現地で製造を開始する予定は当面なく、現在は中国やマレーシア、日本、タイなどの他国から製品を輸入している。

同氏いわく、同社の売上の35%を占めるテレビの売上は会社の変化を牽引し続け、販売台数では前年度 110万台の販売数に対して今年度は130万台の販売を見込んでいる。

同社は、小規模液晶型の`Bravia’セットを1万5千ルピーの価格帯にて発売し、インド全土のTierⅡ、Ⅲ都市や町の需要を喚起することも計画している。

小さな都市には巨大な成長潜在市場が埋もれている。また大都市向けとしてハイエンド製品を展開することを想定している。「適切な顧客に対して、適した製品でアプローチしたい」と日々氏は語る。

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