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【生活家電】インド家電メーカーMIRC Electronics社 家電市場での劣勢挽回目指す

テレビ製品ブランド“Onida”を展開し、キャッチフレーズ‘Neighbour’s envy, owner’s pride’と共にインド耐久消費財市場を席巻していたインド家電メーカーMIRC Electronics社は、その後多くの多国籍企業が国内市場に参入したことで市場でのプレゼンスを弱めている。

同じ現象は携帯電話市場でも当てはまる。以前であれば携帯電話市場では、市場シェア首位がNokia、続いてBlackberry、Apple製品であったが、現在はSamsungがシェア首位だ。「明日には新たな企業が名乗りを上げているかもしれず、市場で生き残ることは難しい」と同社の会長兼社長Gul Mirchandani氏は語る。
耐久消費財市場において成功する鍵は、技術者の育成や、市場でのマーケティング戦略、研究開発への注力、それに挑戦していく姿勢が大切だ。

同社では現在、主にフラットパネルTVや洗濯機、エアコンの製品開発に注力している。
インドのテレビ市場に関しては、インドの家庭の65%がテレビを所有し、2台目の購入を進める家庭もある。洗濯機に関しては、都市部だけでなく農村部の家庭でも購入が進んでいる。また富裕層の住宅では、エアコンも主寝室だけではなく全ての寝室に導入するようになっている。
「我々はインド人が各製品に求めているものがわかる。例えばエアコンであれば、帰宅前に携帯電話からのSMSにより自宅エアコンのスイッチを入れられるようにする等だ」(同氏)
また洗濯機に関しては、男性のワイシャツの袖口や襟元はすぐに汚れるので、同社では洗濯機に特別にワイシャツの袖口や襟元の汚れを落とす機能を導入している。「常に消費者が求めているものを把握し、商品開発を怠ってはいけない。インドの顧客は商品の価格変化に敏感であるが同時に商品の質も重要視する傾向がある」(同氏)。

インドにおける同社の市場シェア目標は、フラットパネルTV8%、洗濯機5%、エアコン9%だ。またインド市場での新たな志向を求めるために、長年に渡り世界的なブランドを牽引してきた方を同社CEOに招き入れた。

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