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【生活家電】インド家電大手各社 フェスティバル期間の販売 積極攻勢

インドルピー下落に伴う最近の価格引上げやインド経済の消費低迷の中にも関わらず、家電大手各社は年間売上の4割が集中するフェスティバル期間において、積極的な販売目標を設定している。

サムスン電子やLG電子、ソニー、パナソニックなど大手各社は、積極的なマーケティングやハイエンド製品の販売促進により、フェスティバル期間の売上を昨年の20~30%増を目指す。併せて各社のマーケティング費用も前年度比較で10~20%増加している。

Panasonic India社MDのManish Sharma氏は「現在のように景気が低迷している時に、新製品やプレミアム製品を発売し、ブランドの認知度を上げることが重要だ」と語っている。

Samsung India社の家電事業担当上級副社長Atul Jain氏は、「消費者に多くの価値を提供し、フェスティバル期間の需要増につなげる」と話す。同社は2013年9-11月期の売上を40~50%増を狙う。

LG電子では、フェスティバル期間における薄型テレビのマーケティング予算に10億ルピーを投入し、昨年より売上50%以上の成長を目指す。

インドルピーの急落により、家電メーカー各社は過去2ヵ月で10~12%の価格引き上げを余儀なくされた。インド家電市場は景気低迷により成長率はわずか2%であり、最も影響を受けたのはエントリーモデル・中級モデルだ。

その一方で、高価格製品は好調だ。薄型テレビ市場は年間10%成長している。また40インチ以上のLEDテレビや3Dテレビ、スマートフォン、スプリット型エアコン、マルチドア霜取り付冷蔵庫、ドラム式洗濯機などの高価格製品は、市場全体よりもはるかに早い40%のペースで成長している。

家電メーカー各社も現在はプレミアム製品や新製品に注力している。

サムスン電子はフェスティバル期間に向け、価格32万~43万ルピーのスーパーハイビジョンや価格16万ルピーのエアコン、20万ルピーの冷蔵庫等を発売している。

ソニーはハイエンドテレビ・ノートパソコン・スマートフォンなどの新製品を発売している。LG電子は3Dのスーパーハイビジョンを2種発売する予定だ。

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