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【エレクトロニクス】インド電気機械産業 求められる人材投資

「インドの電気機械業界は250億ドルの市場規模をもち、GDPの1.4%を占めている。同産業は、国際的な市場の中で競争力を高める為に、人的資本の拡大に焦点を当てる必要がある。さらに技術力の高い人材を育成するための投資額を増やすべきである。」こう語るのは、インド政府の産業政策部門の商工業担当国務大臣を務めるEM Sudarsana Natchiappan氏だ。同氏は、Indian Electrical and Electronics Manufacturers Association(IEEMA)の電気機械製造者に関する年次総会にて関係者へ報告した。

電気機械業界では、毎年約8万から9万人の技術者を必要とすると推定される。工業大学出身の技術力のある労働者のうち、大半は要求される技術を保持しておらず雇用するのが難しい。同産業は時間と資金を利用して彼らの教育をする必要がある。他の経済国と比較して人材不足が生じている主な理由だ。

新たにIEEMAの代表に就任したRaj Eswaran氏によれば、同組合の主な目的は、インド国外市場にも目を向け、国内売上高と輸出高のバランスを保つことだ。同組織は65年前から存在し、電子・産業エレクトロニクス関連器材産業におけるインドの代表的な産業組合である。800人以上のメンバーが在籍している。

Natchiappan氏によれば、中国からの安価な輸入品増加に伴いインドの電子産業は影響を受けており、インドはWTOの規則によって国内産業保護のためのセーフガードを発動することができる。

さらに、産業を新たに始める為には人材育成が必要だ。我々は、技術力のある人材を育成するためにさらに投資をする必要がある。例えば工業大学と提携し、国内・国外市場にて求められている需要を確認し、企業が求めるものを理解できるよう、よく教育されているべきだ。

Ajoy Mehta氏によれば、インドの機械産業は、海外進出する前に国内市場においても重要な役割をもつ。同氏はMaharashtra State Electricity Distribution社(MSEDCL)のMDであり、IEEMAの年次総会において主賓であった。同氏の主張によると、インドは今後数年以内に電力消費量を2倍にして2000MWまで増加させるべきであり、その際に原子力発電も利用すべきである。送電に関しては、インドでは600億ルピーの支出によって130万の接続を増やす予定であり、これは機械部門の大きなチャンスになると考えられる。

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