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【エレクトロニクス】キヤノン、インドでデジタル一眼レフの売上好調

内臓カメラ付きスマートフォンの普及によりコンパクトカメラ市場がこの1年で30%縮小する一方、デジタル一眼レフ(DSLR)カメラ市場は2012-13年に10%の成長を記録した。インドのカメラ市場全体の規模は400億ルピーであり、DSLR分野ではキヤノンとニコンが独占している。

Canon India社Executive Vice-President、Dr. Alok Bhardwaj氏によると、同社のコンパクトカメラの価格は5,000から25,000ルピーであり、インドにおける販売台数は2012年に300万台から210万台に減少したとのことだ。その一方で、同社のDSLRカメラ事業は10%拡大し、販売台数は22万台から25万台に増加した。同社のDSLRカメラは26,000から400,000ルピーで販売されている。

Canon India社の2012-13年の売上高185億ルピーの内、DSLRカメラの売上は約50%を占める。Bhardwaj氏によると、同社は現在DSLRカメラ市場の約45%を獲得しており、来年には50%に拡大する見通しである。また、年間販売台数も来年までに30万台に増加し、年間売上高は3年後までに現在の2倍の400億ルピーを目指している。今後2年間でDSLR分野は同社のImages部門の80%を占める予定である。

また、同社は近年、インドにおいてカメラ事業以外の事業にも注力している。Bhardwaj氏によると、同社はマネージド・プリント・サービス市場の約25%のシェアを獲得しており、主に製薬、銀行と金融サービス業界における約90社と契約している。同社はこれらの企業にプリンター機器の導入と運用スタッフの派遣を行っており、プリンター導入数は既に7,000台を上回っている。同社は同事業で年間25%の成長率を目標としており、マネージド・デジタル化サービス事業にも注力していく予定である。
インドにおけるプリンター機器市場は年間1,000億ルピー規模であり、マネージド・プリント・サービスはその内の約4%(40億ルピー)を占めている。また、国内市場における既存のプリンター機器の数は1,000万台近くであり、年間1,000億枚以上のA4サイズの用紙が消費されている。

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