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【家電】インドの家電ブランド、主力のブラウン管テレビから薄型テレビとエアコン事業に転移

“Onida”ブランドを展開するインドの大手家電メーカーMirc Electronics 社は、長年の主力事業であったブラウン管テレビ事業から撤退し、今後は薄型テレビやエアコン事業に注力すると発表した。

Mirc Electronics社ChairmanのManaging Director、Gulu Mirchandani氏は「国内におけるブラウン管テレビの需要は若干残ってはいるが、事業の存続が難しいため撤退を決意した。」と語った。

同社は事業再編計画の一環として、今後薄型テレビやエアコンに注力する方針を示した。洗濯機や電子レンジなど、その他の家電製品の事業は継続する見通しだ。

同氏によると、ここ数年でブラウン管テレビの需要は減少傾向にある。同社の去年の売上高は125億ルピーであり、ブラウン管テレビ事業はその内、25から27.5億ルピーを占めていた。
また、ブラウン管テレビ事業の撤退と同様に、同社は去年DVDプレイヤーの製造も停止している。近年ではUSBメモリからの動画再生が可能になったため、DVDプレイヤーの需要拡大の見込みはないと判断された。また、ブルーレイ技術の需要も未だ少ないと同氏は語る。

インドでは過去2年間において、サムスン電子やLG電子などの大手企業もブラウン管テレビの事業から撤退している。Mirchandani氏は「インドにおける薄型テレビの市場規模は500万から600万台に及ぶ。Onidaブランドは現在、その内の約6%を占めている」と語った。
また、近年、同社は携帯電話事業にも参入した。インドの携帯電話機器の市場規模は去年15億ルピーを超えており、今後2年間で倍増すると予測されている。さらに、同社のOnidaはエアコン業界において約10%の市場シェアを獲得している。

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