インドの最新業界ニュース、2500社のインド企業情報を提供するポータルサイト

【総合電機】大手家電フィリップス、インドでは引き続きコンシューマ事業に注力

大手家電メーカーのフィリップスは、同社のグローバル戦略としてヘルスケアや照明事業などのB-to-B事業に特化していく方針を打ち出しているが、インドにおいては今後もコンシューマ向けの電化製品事業に注力していく見通しだ。

同社はインド市場に空気洗浄機、コーヒーメーカー、電動オーラルケアなどの製品を投入し、コンシューマ向けの製品ラインアップを拡充させていくと、Philips India社のVice Chairman兼Managing DirectorのKrishna Kumar氏は述べる。また、将来的にはベビー向けのスキンケア製品などでFMCG市場への参入も検討している。同氏によると、同社は各市場において業界1、2位の獲得を狙っている。

「同社の総売上の内、コンシューマ事業は55%、B-to-B事業は45%の割合を占めている。フィリップスの他の海外事業ではB-to-B事業の売上が通常65~70%を占めているが、経済状況を踏まえインドでは逆のパターンになっている。」(同氏)

フィリップスグループは近年テレビ事業から撤退しており、インド市場ではVideocon社に販売権を受け渡している。また、去年はホームエンターテイメント事業からも撤退しており、コンシューマ向け事業は世界的に縮小傾向にある。その一方でPhilips India社は、トースター、ジューサーや電動パーソナルケア製品などの分野でトップのブランドとして確立している。

同社のChief Marketing Officer、Vivek Sharma氏によると、テレビ事業やホームエンターテイメント事業からの撤退によるインドでのコンシューマ事業への影響はないとのことだ。「むしろ、この3年間で我々のブランドの認知度は3倍ほど増加している。」(同氏)

一覧に戻る