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【印刷】Xerox、インドでサービス事業を強化

米国の印刷機器メーカーXerox社のインド法人Xerox India社は、プロダクト事業を上回る成長率を目標に、サービス事業の拡大に注力していく見通しだ。Xerox India社のManaging Director、Rajat Jain氏によると、Xeroxグループの去年度の総売上230億ドルの内、サービス事業の売上は半分以上を占めていたが、インドではまだプロダクト事業が売上の大半を占めているとのことだ。

Xerox India社は、今後5年以内にはサービス事業が売上の半分以上を占めると予測している。

Jain氏は、下記のようにコメントしている。「全世界で見ると、過去4年の間、プロダクト事業は成長していない。印刷市場も成長はしておらず、横ばいの状態である。しかし、インドではプロダクト(印刷機器)市場はまだ4~7%で伸びており、さらにサービス事業は20~30%の成長率で拡大している。」

同社はインド市場において、ドキュメント管理における低コストのソリューション”ドキュメント・トランスアクション・プロセシング・サービス(DTPS)”などの新たなサービスを展開し、サービス事業の拡大を図る。また、市場シェアの獲得に向け、ユーザーへの訴求やマーケティング活動を強化させる見通しだ。

同社は、企業の印刷関連業務を一括管理する”マネージド・プリンティング・サービス(MPS)”を提供している。Jain氏によると、自社オフィス内におけるプリンター機器の所持・管理コストは、印刷コスト全体の5~10%を占めることになる。

「例えば銀行業、通信業や保険業など、ドキュメント中心の産業の場合、印刷に伴うコストは売上の5~7%にも及ぶ。我々は顧客に対して、MPSを利用すればプリンター機器の購入コストや管理コストを削減できると同時に、従業員一人当たりに支給される印刷枚数も限定することができる、と伝えている。」(同氏)

Xerox India社は、B-to-B向けのプレミアム製品の販売に注力しており、一般市場に対する販売は行っていない。Jain氏によると、同社の主な顧客ターゲットは一般企業、政府機関、中小企業などである。

同社は、BPO事業に特化した企業Affiiliated Computer Services(ACS)社の買収を通じ、現在インド国内で10,000人の従業員を抱えている。

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