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【電池】P&G電池部門「デュラセル」の売却、インド市場にも影響もたらすか

米日用品最大手P&G社による電池部門”Duracell”の売却は、インドのアルカリ電池市場にどのような変化をもたらすだろうか。アルカリ電池は同ブランドの主力製品であり、P&G社は同製品で20億ドルの売上を上げていた。中国やシンガポール、インドネシアと並び、インドは重点市場の一つである。

 

”Duracell”ブランドはインドのアルカリ電池市場の約70%を占めるトップブランドであり、約20%を占める競合Eveready社の”Ultima”と著しい差をつけている。”Duracell”の電池はEveready社の”Ultima”よりも高価格であるため、ほとんどの消費者が都市部に住む家庭であり、おもちゃやテレビのリモコン、録音デバイス、デジカメなどに使用されている。
さらに、同社は近年”Duracell”製品の1本あたりの価格を30ルピーから33ルピーに値上げした。競合のEveready社の”Ultima”も25ルピーから30ルピーに値上げを行うことを検討しているとのことだ。

 

インドにおける乾電池の販売数は年間26億2,000万本であるが、アルカリ電池はその内のわずか4-5%に過ぎない。その他の95-96%はアルカリ電池の3分の1の価格のマンガン電池が市場を独占している。

 

”Duracell”は、P&G社のインド事業Gillette India社の売上の約5%を占めており、過去数年で売上高も好調に成長している。今回のP&G社による事業売却により、インド事業にも影響が伴うと予測されている。

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