太陽光発電大手のSunEdisonは、農業用のソーラーウォーターポンプをインドで発売すると発表した。SunEdison社(Asia Pacific, GCC and South Africa)の社長Pashupathy Gopalan氏は、「当社のソーラーウォーターポンプにより、農業従事者は安定した灌漑設備が必要な農作物の栽培が可能となり、それまで使用不可であった土地を農地として活用できるようになる」と述べる。同製品は農村部における使用を想定し、頑丈で4段階の馬力の調整ができるように設計されている。
同社によると、ソーラーウォーターポンプが対象とするインドの農業市場は非常に巨大である。同製品は、高価格なディーゼル燃料や断続的な電力供給への依存を解消し、安定した灌漑を実現することで農家の生産量を向上させることができる。
また、同社はStandard Chartered Bankとの提携で太陽光発電による電力購入契約(PPA)を実行し、インドのNarmada Canalniに1メガワットの太陽光発電所を建設した。