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【廃棄物処理】Jindal ITF社、インドで廃棄物発電所の展開拡大

インドの廃棄物処理業者Jindal ITF社は、2012年1月から現在までデリーのOkhla地区Timarpurにある処理所で百万トン以上の廃棄物を利用可能なエネルギーとして発電しており、同モデルを他都市へ展開する見通しである。計画当初はパンジャブ州から展開を開始するとのことだ。

Jindal ITF 社の広報担当Abha Negi氏は、「我々は既にパンジャブ州の2拠点に絞り地域を検討している。また、パンジャブ州政府とは土地の利用方法や廃棄物の持続的な供給方法に関して交渉中だ」と述べた。

750億ルピー規模のJindal SAW 社の子会社であるJindal ITF社は、都市の固形廃棄物を効率的に処理し、かつ利用可能なエネルギーとして発電することができる処理技術をドイツの企業から調達した。

同氏によると、Timarpur Okhlaの固形廃棄物処理場の場合、一日当たり約1,300トンの廃棄物が処理されている。稼働が開始した2012年1月以降、1億9,000万ユニットの電力が発電され、その内1億5,800万ユニットがナショナル・グリッド(全国高圧送電線網)に供給されている。
同社の統合廃棄物処理における取り組みに対し、インド工業連盟(CII)とA.P. Technology Development Corporationは「固形廃棄物処理賞」の優秀賞を授与している。

Jindal ITF 社MDのIndresh Batra氏によると、Timarpurの処理所はインド初の大規模な産業廃棄物の発電所である。同処理所では地方自治体内から収集された固形廃棄物を再生可能エネルギーとして発電している。
また、この取り組みは国連の気候変動枠組条約に登録しているため炭素クレジットが発行される。

当プロジェクトは、再生可能エネルギー省とデリー自治体との共同による官民連携モデルで実施されており、これまで28.5億ルピーが投入されている。
世界中では、主要都市にある廃棄物処理施設は現在約800拠点存在する。インドではまだ計画段階のものが多いが、少しずつ取り組みが始まっている。

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