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【電力】電力消費の拡大に伴い、インドで再生可能エネルギーへの期待高まる

Forest College and Research Instituteの調べによると、インドの電力消費量は2021年度までに2,280BkWh、2031年度までには4,500BkWhに到達する見通しだ。また、一人当たりの電力消費量は、1970年度の1,204KWhから2011年度には6,419KWhに上昇し、年率4.06%で増加した。

しかし、インドは天然ガスやウラン燃料などの従来型エネルギー資源に恵まれておらず、石炭も限定された地域に集中し、その品質も発燃量が低く炭素の比率が高いものが多い。このような状況の中、インドでは再生可能エネルギー発電の普及への動きが進んでいる。現在、国内の総発電量における供給エネルギーの割合は、石炭が58.3%、水力が17.7%、再生可能エネルギーが12.3%、天然ガスが9%、原子力が2.1%、そして石油が0.5%である。

再生可能エネルギーの内、インドでは特にバイオ燃料やバイオマスの有効活用に対して期待が高まっている。現在、国内におけるバイオマスの潜在発電量は、都市部と農村部の廃棄物を合わせて34,961MWと推測されている。
タミル・ナドゥ州におけるバイオマスの潜在発電量は480MWと推測されているが、現在同州で稼働している13~15拠点の発電所の総発電容量は120~160MWに留まる。しかし、同調べによると、国内のバイオマス発電所は原材料不足による高コストな初期投資、サプライチェーンの未整備やステークホルダーにおける連携不足など、様々な問題に直面している。

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