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【電力】インドの電力大臣、送電部門を重点分野として位置付ける

インドで新たに電力省、石炭省、再生可能エネルギー省の3省の大臣に就任したPiyush Goyal氏は、国内における電力問題の改善に向け、送配電部門に重点を置き大幅な改革に取り組むと発表した。インドでは現在、送配電の過程で30%近くの損失が生じている。

ある地域では、電力供給が十分であっても、不十分な送電設備により最終消費者に行き届かないこともある。電力省の情報によると、BJP政権のラジャスタン州やアンドラ・プラデシュ州は、中央政府に協力し州内の送配電部門の改革に注力する見通しだ。

近日Goyal氏はこれらの2州を訪問し、電力部門における需要の理解や中央政府の支援内容を検討する予定だ。

Goyal氏は、電力部門の最大の課題は供給面ではなく、送配電の面にあると考えている。

Central Electricity Authority(インド中央電力庁)の情報によると、2014年5月末の時点でインド国内における発電設備の累積設備容量は248,509.63MWであった。その内、ラジャスタン州では14,945.68 MW、及びアンドラ・プラデシュ州では17,731.07 MWであった。

Deloitte India社のSenior Director、Debasish Mishra氏は下記のようにコメントする。「国内の発電量は十分である。不足しているのは、運営効率が良く、経済的に健全な配送電設備だ。政府がこの配送電部門に重点を置くことは正しい選択である。インド政府は1991年に電力部門の自由化を行ったが、州電力庁による不十分な取り組みにより配送電部門は発展が遅れてきた。」

Goyal氏は成功事例と掲げられるグジャラート州のケースを学ぶため、6月初旬に同州を訪れた。同氏は、グジャラート州エネルギー大臣のSaurabh Patel氏と会い、全村へ24時間の電力供給を行う政策”Jyotigram Yojana”に関する情報収集を行った。

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