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【保険】インド大手総合保険会社、低所得者層向けの保険商品を発売

インドの大手総合保険会社New India Assurance社は、生命保険、健康保険と損害保険が一体となった総合保険サービスを低所得者層向けに提供開始した。

New India Assurance社の社長、G Srinivasan氏はインド商業会議所(IMC)主催の産業サミットで下記のように述べた。「我々は低所得者層向けに年間800ルピーの保険商品を新発売した。当プランでは、保証額10万ルピーの死亡保険、2-3万ルピーの重病・入院保険、そして損害保険も提供する。現在このような複合型の保険は試験導入として展開されているが、まもなく市場に本格展開していくだろう。」

インドは、世界で10番目に大きな生命保険市場であり、総合保険市場としても世界で19番目の規模である。

同サミットにおいて、インド保険業規制開発庁(IRDA)の長官T S Vijayan氏はNew India Assurance社の考えに賛同し、複合保険商品がインド保険市場を活性化させるための鍵を握ると述べている。「複合型の保険商品は市場活性化を担うだろう。しかし、規制機関の視点からすると、規制違反の問題に気を付ける必要がある。」(Vijayan氏)

New India Assurance社のG Srinivasan氏は、特に生命保険以外の保険の市場には数多くの課題が存在すると主張する。「過去3年間、保険市場において非生命保険部門は20%成長を遂げ、今年度も15%で成長してきている。現在、インドでは人口の約25%が非生命保険に加入しているが、そのほとんどが自動車保険であり、生命保険に加入している人はわずか14-15%である。」(同氏)
また、インドでは一般的な会計知識の普及率が低く、保険の認知度を向上させることは大きな課題である。同氏は、「インドで認知度を高めるためには、多様な視点からのアプローチが必要だ」と述べる。
さらに、インドでは保険の損害査定に対して国民の間で不信感が定着しており、これも保険商品の普及を抑制しているとのことだ。

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