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【パーソナルケア】グラクソ・スミスクライン社の知覚過敏用歯磨き粉の売上、最大手Colgate社に並ぶ

GlaxoSmithKline社(GSK社)が2010年に発売開始した知覚過敏用歯磨き粉Sensodyneが、同市場の多くを占める小売店・薬局の売上にて、売上トップを誇るColgate 社の製品Colgate Sensitiveに肩を並べた。

 「知覚過敏は、インドではこれまであまり関心がもたれていなかったが、ここ2年間に、Sensodyneはメディアと歯科医を通じた啓蒙活動に投資することで、同カテゴリーを成長させた。Sensodyneの売上は、既に10億ルピーの大台を突破している」と、GlaxoSmithKline Consumer Healthcare社のマーケティング部執行役員のJayant Singh氏は語った。

インドの歯磨き粉市場で53%のシェアを持つ、オーラルケア製品最大手のColgate Palmolive社は、7年前からインドで知覚過敏用ブランドを販売してきた。「Nielsenの調査結果によると、Sensodyneが小売店・薬局での売上をリードする一方で、市場全体では2つのブランドのシェアはほぼ等しい状況だ」(同市場関係者)

知覚過敏用歯磨き粉のセグメントは、インド歯磨き粉市場(540億ルピー)のうちの10%以下(47億ルピー)にとどまっているが、現在は年間50%のペースで成長している。

乳製品飲料のHorlicksと麺製品のFoodlesを生産するGSK Consumer Healthcare社は、2011年2.5億ルピーであった広告費を、2012年3.5-4億ルピーに増額する計画を持つ。

 

歯磨き粉市場にてシェア2位のHindustan Unilever社(HUL社)は近年、高価格製品の需要増にあわせ、 Pepsodent Expert Protection 製品ラインナップを拡充した。「ここ2、3年の間に、オーラルケアの分野ではプレミアム層の拡大が著しい。消費者意識の変化と、消費者の所得増加に大きく起因すると考えている」(HUL広報担当者)

 

一方最大手のColgate社もプレミアム市場を積極的に開拓しており、同社のマーケットリーダーとしての地位はゆるぎない、と当市場の専門家はみている。

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