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【小売】小売業界、移動販売サービス開始の動き

新進の小売業各社が、キラナストア(農村部の個人商店)のように、移動式店舗で特別なサービスを提供している。

Raymond社は2012年初頭に、バンによる移動販売サービスを開始した。ムンバイ市内を走り、消費者宅の近郊で販売している。Raymond社にとって、バンによる移動販売サービスは新しいコンセプトだ。買い物に行く交通費を支払ことが難しい所得者層や、その時間が無い消費者にリーチしたことで、売上増につながった。

またケララ州政府協同組合”supermarkets-on-wheels”は、食料雑貨品を様々な地区に宅配サービスを提供している。

またeコマース企業にて、購入前の製品を家庭で試用できるサービスを提供している所もある。Yebhi.comの配達サービスを行っているChamps社は、顧客に自宅で購入前の服の試着を認めている。

Kerala State Cooperative Consumer Federation Ltd社(トラックで90以上のTriveniの食料雑貨店を運営)のマネージングディレクターRiji Nair氏は、「インドの消費者は、買い物に必要な交通費を支払う余裕がある人が少ないので、バンで必要な製品を彼らの家まで届けている」と話した。

 

2009年に設立され、Triveni supermarkets-on-wheels共同組合は300種類の生活必需品を提供している。同組合は、2012年度末までに30台の販売車を導入する予定だ。

 

「当州は移動販売店を多く必要としているが、費用が1台当たり125万ルピー要するため財政的な制約がある」(Nair氏)

 

Muradabadに拠点を置く3A Bazaar社は、3~4トントラックによる移動式スーパーマーケットを運営する。扱う製品は食料雑貨品や化粧用品、家庭用品など揃えており、販売しながら村を回っている。同社は一年以内に新たに2台のバンを導入する予定である。

 

試験プロジェクトの結果を受け、インド鉄道はデリーに6台の移動販売車を導入した。そして、他の鉄道地域でもこのサービスを提供する予定である。

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