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【外食】外食チェーン ナンドーズ、ペリペリチキンでインド進出

インドでは経済成長に伴う都市化や中間層の増大に伴い、レストランやコーヒーショップなどの外食ビジネスが急拡大している。インドの調査会社RNCOS社によれば、フルサービスレストラン市場は2012-2015年の間に、年率約10%で成長すると予測している。

外食市場の開拓・拡大が期待される一方、消費者の志向も多様性があり、企業間の競争も激しい。

 

そのインド市場に、南アフリカ発のポルトガル風チキンを提供するファストフードレストラン、ナンドーズが進出している。世界30カ国980店舗を展開しているナンドーズは、インドでは現在デリーを含め5店舗展開している。同店はスパイシーなペリペリチキンが有名であり、著名人にもファンが多い。

外食市場にはKFCやマクドナルドなどが参入し競争も激しいが、ナンドーズのデリー首都圏を管轄するDeepinder Singh Batth氏は、「市場は十分に大きく参入余地がある」と語る。

 

ナンドーズはインド参入にあたり、本社グリル担当を呼び現地調理チームをトレーニングした。各店舗では顧客の嗜好を踏まえた味つけを工夫し、顧客にペリペリソースの辛さを選択できるようにし、軽いレモン・ハーブ風味から激辛まで取り揃えている。

またAlchemistグループのRepublic of Chickenとサプライチェーンを構築することで、新鮮な鶏肉が屠殺後12時間以内にレストランに配送されるとのことだ。

一方でインド市場を展開する上で課題もある。ナンドーズのような飲食業にとって、高額な土地利用料はビジネス上大きな課題である。またデリーに出店するにあたり、用地の決定に7か月、店舗設計に更に5か月要した。「デリーの一部での土地使用料は、まるでロンドンのように高額だ」(同氏)

 

ナンドーズの今後の店舗展開に関してナンドーズの現地会社CEO Anoop Sequeira氏は「各店舗で年間利用者数を12~14万人と見込んでいる。2014年3月までに21店舗を開店予定」とのことだ。ポジションとしてはKFCと米レストランバーのTGIフライデーズの中間に狙いを定めている。

 

しかし、まずはデリーの出店を成功させることが先決だ。「お客様に幸せになってもらい、また来たいと思っていただくことが大切だ。すべての若者に、“Nando’sは初デートに最適なお店だ”と思っていただけたら、我々のブランディングは成功したと言えるだろう」(Batth氏)

 

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