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【日用品】Raymond社 ビールシャンプー発売

インド男性用アパレル・パーソナルケア大手のRaymond社は、Park Avenueブランドでビールシャンプーを発売する。

同社のブランドPark Avenueは男性用身だしなみ製品として販売され、25年間目になる。同ブランドからは、デオドラント製品や石鹸、洗顔、シェービングジェル、ヘアクリーム等が発売されているが、今回初めてシャンプーを発売する。

ビールシャンプーは、3年前、ハリウッド女優のキャサリン・ゼタ=ジョーンズが自身の髪の美しさの秘訣であると語ったことで一躍評判となった。ビールは麦芽とホップという二つの原材料からできているが、これらにタンパク質を加えることで、髪を強く、栄養豊かなものにすることが可能となった。

ビールシャンプーはインドで開発された独自の製品であり、ターゲット層としては「革新的な製品で自らを魅力的にしたいと望んでいる、スタイリッシュなインドの若者」(同社日用品部門Anil Kulkarni氏)を狙う。価格はHULのClearやP&GのHead &Shouldersといった他の男性向けシャンプーブランドと同程度となる予定だ。

ビールシャンプーに対する市場の反応は非常に良い。Devendra Chawla(Food Bazaar代表)は「Axeのシャンプーとも見劣りしない製品だ。都市部の男性は身だしなみを整えたいという欲求があり、それが同カテゴリーの発展につながっている」と語る。

男性用のパーソナルケア市場には、デオドラントやシェービング用品、保湿クリームなどの製品だけでなく、アンチエイジング製品、ボディウォッシュ、目元周りのジェル、しわ予防製品なども含まれる。市場規模は約300億ルピーである。

「男性用グルーミング製品市場では、フェイスクリームが最も売れており、デオドラント製品がそれに続く。現在、市場全体で、個別ニーズに応じて差別化を進める動きがある」と、コンサルティング企業Technopak Advisors社の副社長Ankur Bisen氏は指摘する。

インド国内のシャンプー市場は300億ルピー程度と推定されているが、売上に占める地方部の割合は20%と少なく、市場として大きな成長の余地が残されている。

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