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【日用品】Future Group、ファッション事業強化 売上10億ドル目指す

インド現地で流通王と呼ばれるKishore Biyani 氏(Future Group, CEO)は同グループのファッション小売ビジネスを改革し、次の2年間で10億ドルの規模まで拡大させる予定だ。

同グループはファッション事業と、食品・日用品事業(Future Ventures社)、ハイパーマーケット・スーパーマーケット事業(Pantaloon Retail India社)の3部門に分社化する。ファッション事業は統合し、Future Fashion社として上場を目指す。また、Brand FactoryやCentral等の20ブランドを強化する。

Future Groupは、売上高280億ルピーのデパートチェーンPantaloonsを2011年にAditya Birlaグループに売却したことで、同グループの中核であったファッション小売ビジネスの多くを失った。

「ここ6-8年で、PantaloonsとBig Bazaarはグループに欠かせない事業に成長し、ファッション事業は後塵を拝していた。Pantaloon Retailを売却したことで、我々はビジネスをシンプルに、かつ価値を高める必要がある。我々のファッション事業は新しい成長段階に入ろうとしている」(Biyani氏)

日用品ビジネスとKB’s Fair Priceを手掛けるFuture Ventures社と、Big BazaarやFood Bazaar、Foodhallを展開するPantaloon Retail India社に関しては上場を維持する。

Biyani氏は、Scullers、Indigo Nation、Bare、John Millerといった、ライフスタイルに関する有名ブランドを保有している。また、Lee Cooper、Celio、Clarks、Manchester United等の海外ブランドもある。同氏によると、ファッションブランド群のeコマース市場への展開をグループとして推進し、事業の国際化も狙う。eコマースではブランド毎に戦略を策定し、一部のブランドは直販店を運営する予定だ。

同社のファッション事業強化の動きに関して、インドのコンサルティング会社テクノパック・アドバイザーズ(Technopak Advisors)のArvind Singhal氏は、「それは彼にとっての原点回帰になる。彼のコンピテンシーはファッション事業にあり、ブランド構築ノウハウを心得ている。この市場には大きな成長機会があり、彼が事業拡大を成功させることは間違いないだろう」とコメントしている。

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