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【医薬品】大塚製薬工場と三井物産、インド医薬品大手Claris社の新会社に参画

インド大手医薬品メーカーClaris Lifesciences社は2012年12月、大塚製薬工場、三井物産との合弁会社Claris-Otsuka社を設立した。

合弁会社の資本金は105億ルピーであり、出資比率はそれぞれClaris Lifesciences社20%、大塚製薬工場60%、三井物産20%である。

合弁会社代表には、Claris社のManaging Director兼Chief ExecutiveのArjun Handa氏が就任し、同Chief ExecutiveもClaris社が任命する。

合弁会社にはClaris社の事業の約55%を占める輸液事業を譲渡するが、インド外国投資促進委員会(FIPB)による個別認可が必要かどうか明らかにされていない。この件について、Claris社の代表はコメントを控えている。

合弁会社の工場施設に関しては、Claris社保有の工場5拠点のうち2拠点が移譲される見込みだ。

同社では、今後Claris社が持つ輸液事業や臨床栄養製品分野における製品ラインを拡大していく。また大塚製薬工場の主力製品もインド市場で展開する。 ジェネリック医薬品事業にも注力していき、全世界市場、特にアメリカやEU市場での成長を加速させる狙いだ。

 

Claris Lifesciences社は2009年にアメリカの製薬世界最大手Pfizer社と提携していた。しかしアメリカで販売した製品への雑菌混入の件でPfizer社との提携は解消されている。同社は、アメリカ食品医薬品局(FDA)関連の課題は解決したとのことで、当該製品のアメリカ輸入警告も解除されている。

上記の品質改善施策の影響もあり、同社の2011年度の売上は約74億ルピーであった。

 

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