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【玩具】独グループ子会社Simba Toys、インドで合弁設立へ 

ドイツに拠点を置くSimba Dickieグループは子会社Simba Toysを通じてボードゲームやビロードの玩具を製造する合弁会社設立へ向けてインド現地の製造会社と交渉を進めていることが分かった。

現在同社の玩具は全て輸入されており、為替変動に少なから影響を受けている。インドでの販売において、従来は販売コストを節約することで何とか対処してきた。インドを含めた価格志向型市場に対応するため、インドを新たな生産拠点として生産コストを抑え、新興国(ブラジル、ロシア、ポーランド、西アジアなど)への進出を狙う。

「我々は現在インドの製造会社との交渉の段階にある。その事業化に伴うコストはSimba Dickieグループが負担する予定だ。中国の人件費高騰に対処する為、インドを調達拠点とするつもりだ」と、Shree Narayan Sabharwal氏(Simba Toys事業統括)は話す。

Simba Toysは、Exelixi Management社を通じフランチャイズによるインド進出を果たし、2012年からムンバイやバンガロール、デリーにて実店舗での小売販売を始めた。またIndoreやUdaipurといったTierⅡ地域でも販売が開始される見込みだ。

 

ショッピングモールに6店舗展開する同社は今後首都圏にある高級住宅街に800~1,500スクエア程度の店舗をオープンし、“馴染みのおもちゃ屋さん”としてのポジション確立を目指す。

また、メディア事業を行うViacom 18の持つ子供向けエンターテイメントチャンネルNickelodeonでの同社メイン商品のSteffi doll(着せ替え人形)やSquap games(スポーツ用品)の広告キャンペーンを計画している。「Nickelodeonチャンネルでシリーズ化したコマーシャルを流し、また番組と連動した企画やイベントPRも予定している」(同氏)

実店舗のみならず同社はHamleysやLandmarkといった玩具小売業者による販路拡大も行っている。同社の売上のうちほぼ90%はこれら小売業者による売上で、実店舗による売上は10%程度にとどまっている。

 

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