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【日用品】Himalaya Drug Company、インド国内オーガニック市場を狙う

バンガロールを拠点にアーユルヴェーダ製品を世界展開するHimalaya Drug Companyは、インド国内パーソナルケア市場でのオーガニック製品分野に目を付け、既にグローバル市場に展開しているBotaniqueブランドで参入を狙う。

「オーガニック製品市場はインド国内でも成長しており、遅かれ早かれ我々も参入する。現在、オーガニック製品の製造には規模の経済が働かず、法外な生産コストがかかる。しかし、我々は既に市場拡大時に向け十分な技術力と商品ラインを取り揃えている」と、Philipe Haydon氏(同社CEO)は語った。

Botaniqueは同社のボディケア製品ブランドであり、有機的な手法でつくられた成分が含まれている。現在はバンガロールの工場で生産し、アメリカとヨーロッパで販売されている。

同社は、洗顔料市場ではHULに続く市場第2位の地位(シェア17%)を確立しているが、オーラルケア市場やボディローション市場では外資企業の後塵を拝する状況だ。

インドのオーラルケア市場は、特に都市部の市場規模は350億ルピーと予測され、その成長率は20%と高い。同市場にて同社は、新製品Sparkling Whiteや Sensitive、Active Fresh等で着実にシェアを拡大する狙いだ。品質や価格面で同社製品の競合は国内企業ではなく、ColgateやHULといったマーケットリーダーだ。今後の見通しについては、「今後2年間で20億ルピーを売上げ、少なくとも10%のシェア獲得を狙う」(同氏)とのことだ。

また、巨大ブランドVaseline、Nivea、Lakme、Pondsがひしめくボディローション市場(市場規模75億ルピー)にも参入していく。

国内市場を展開する上で課題もある。「国内のドラッグストアの94%、5,500店舗展開」する一方で、インドで事業展開する外資系企業と比較して「キラナ・ストアでのプレゼンスが弱い」(同氏)

今後はアンチエイジングや美白クリームといった高級スキンケア市場への参入計画もある。「幅広いハーブ配合製品の展開を実現し、頭からつま先まで、当社の製品でケアできるようにしたい。現在は高級商品を含む80の新商品発売へ向けて研究を進めている。」と同氏は語る。同社では製薬事業が売上の60%を担っているが、将来的にはFMCG事業も製薬事業と同じ水準まで引き上げる方針だ。

 

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