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【小売】イギリス小売大手Marks and Spencer社、インドで高級ブランド展開を狙う

英小売大手、Marks and Spencer (M&S)社は一般的に高級ブランドとして知られているが、インドでは普及品として位置づけられている。同社は、インドにおいても、自社のブランドを高級ブランドとして売り出したい考えだ。

・ブランド戦略

「我々は国際的な高級ブランドであるため、インドでも高級ブランドとして売り出したい。また、国際的なブランドをお客様に体験していただくために店舗を工夫したい。」と語るのは、Marks and Spencer Reliance India社のManaging Director、Venu Nair氏だ。

他国のM&S店舗を訪れた多くの顧客が、インドの店舗を訪れた際に、他国のような高級感を感じていないことについて、専門家は指摘している。

M&S社は、51:49の持ち株比率で、Mukesh Ambani氏率いるReliance Retail社とJVを立ち上げて、インドで事業展開している。以前、同社はPlanet Retail社と提携していたが、その時は、同ブランドの店舗面積の世界平均20,000平方フィートと比較すると遥かに小さな店舗を運営していた。しかし、Reliance Retail社との提携に伴い、同社は20,000平方フィート級の大規模な店舗を運営し始めた。

現在、27の子会社がショッピングモールや中心街で大規模な店舗を運営している。これらの会社は、男性・女性・子供向けの服の他、下着やshape-wear、アクセサリーなどを販売している。

「我々は2013年7月までに新たに7店舗開店する予定だ。新規に開店する店舗は、運営が容易であり、サブブランドを含めた多くの在庫を置くことができるだろう。次第に、全ての店舗が高級感を醸し出せるよう、工夫していく予定だ。」とNair氏は語る。

 

・調達戦略

M&S社によると、同社製品の現地調達割合は上がっており、現在は60%に近い。「我々は、調達戦略の改善により、二桁成長を実現している。」(Nair氏)。

 

・競争の激化

同社は、S OliverやBenetton、Espirit、Zara、Tommy Hifiger、Mangoといった同価格帯の外資系ブランドとの競争に直面している。

インド政府によるmulti-brand retailの FDI規制緩和を受けた、合弁ではない単独での事業展開について、同社は否定した。Relianceグループのバックエンドとサプライチェーンを頼りに、今後もパートナーシップを継続するようだ。

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