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【小売】イギリス小売大手Marks & Spencer、インドで食品販売ビジネス狙う

英小売大手Marks & Spencer (M&S)社はインドのReliance Retail社と合弁会社を設立し、外国投資促進委員会(FIPB)に対し、食品小売業開業許可の申請を進めている。M&S社は、衣服や家庭用雑貨を販売する28の店舗を既にインドで展開しており、そのブランドの一部として食品販売ビジネスを始めようと考えている。

 

これは、スウェーデンの家具小売IKEA社に対し、政府が単一ブランドによるカフェ運営を許可したことを踏まえた計画だ。インドは単一ブランドによるFDIを2012年の1月に100%許可した。

 

最近は、さらにインドへのFDIを増加させる為、単一ブランド小売業に対する対応が流動的だ。M&S社は、これから始める食品販売ビジネスのために、既にショッピングモール内のテナントを押さえている。

 

同社は、食品ビジネスの正式な登録手続きを進める前に、商業局の担当者と会談していたと言われている。M&S社は、惣菜・パン・サラダのようなパッケージ食品のみを販売する予定であり、その製品は「同社の店舗独自のもの」とされる。上記の合意により、インドにおいては、アパレル・家庭用雑貨小売の一部として食品販売ができることになる。

 

ここ2、3年、イギリスにおいて、M&S社の食品販売ビジネスは好調であったが、一方でアパレルビジネスは減退気味であった。食品ビジネスの売上は今や47億ポンドで、同社売上の一番大きな部分を占めている。アパレル・家庭用雑貨が42億ポンドでアパレルに続いている。2012年におけるアパレル・家庭用雑貨の売上は、前年度比で0.9%低下した。一方、食品ビジネスの売上は3.9%増加した。

M&Sは本国でもZARAなど急成長するファストファッション各社とのし烈な競争を繰り広げており、そして中国やインド、中東市場の成長力を取り込むことを狙っているようだ。

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