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【日用品】インド健康・食品関連市場、大都市圏以外でも好調

石鹸や洗剤のみならず、地方の消費者は現在、ブランドのジュースや美白製品、健康食品にも興味・関心をもっている。また、赤ちゃん用のオムツや女性の生理用品の需要も増加している。

・美容製品、飲料

以前は、美白クリームのような美容製品やパッケージジュースは、都会で売られている製品として考えられていた。しかし、Real社のパッケージジュースやFem fairness bleach(美白製品)などの製品が、地方でよく売れているのを受けて、Dabur社(大手日用品メーカー)が地方の流通を2倍に強化した。この流れで、Dabur社の食品ビジネスはこの1年間で20%以上の成長を見せた。「地方の消費者はブランド価値の高い高価な品を購入する傾向にある。」とDabur India社のCEOであるSunil Duggal氏は語る。

 ・オムツ

美容製品のみならず、健康・衛生に関する製品も同様に注目されている。オムツを例にとると、地方におけるオムツの総売上は現在20億ルピーである。過去2年間で、地方での売上は150%成長している。 

地方でオムツが売れるようになったそもそものきっかけは、値段の安さであった。Procter & Gamble India社が10ルピーという低価格のオムツを提供している。しかしながら、市場シェアにおいては、地方を含め、Pampers社がP&G社を上回っている。これは、地方の消費者が価格よりもブランド価値に重きをおいて、オムツを購入しているということを示している。

 

・生理用品

地方における生理用ナプキンカテゴリは過去3年間で74%成長した。その売上げは36.6億ルピーである。インドの地方において、生理用品の使用が一般的になってきたのだ。しかし、P&Gの担当者は、生理用品やオムツは先進国に比べてまだまだ成長の余地が残っていると語る。

P&GのWhisperは地方も含めインドで一番浸透している生理用品であり、その価格は一番安いもので8パック入り25ルピーとなっている。

・ICICI証券による調査結果

人口1万~5万人のUP州を調査対象としたICICI証券のレポートには次のような記載がある「これらのマーケットにおける消費の過熱は非常に魅力的だが、注意しなければならないのは、この消費の変化においてしっかりと利益の出る製品カテゴリーを選択することである。前述の通り、健康食品・健康志向飲料・生理用品・オムツなどの製品カテゴリーは、期待できる。

健康食品・健康志向飲料の人気は高まっており、関連企業は流通網強化に向けて、投資を続けている。「今やパッケージ食品は地方でも手に入る。Agro Tech Foods社のAct II popcorn(出来合いのポップコーン)がUP州の小さな街で手に入ることに我々は驚いた。」(同レポート)

「人口5万~10万人超の街において、Act II popcornブランドの浸透率は過去3年間で80%となった。同ブランドについて、卸を通じたルートも開拓した。」と、Agro Tech Foods社のマーケティングのトップ、Asheesh Sharma氏は語った。

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