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【小売】インド国内外食チェーン、フランチャイズ形式から直営主義に転換の動き

国内の外食チェーンは競争の激化に対応するためにビジネスモデルの再検討を進めている。

インド現地ブランドは国内全ての自社運営店舗に集中するため、フランチャイズ形式の事業から離れ始めている。以前はフランチャイズ運営は店舗拡大のための理想的な方法と考えられていた。

Bikanervala、Rajdhani、Nirula’s、Moti Mahalや他のいくつかの企業など、国内の有名なチェーン店ではすでに、フランチャイズ運営から自社運営へと転換を始めた。

Mirah Hospitality社の高級ブランドRajdhani Restaurantは、昨年1年間でフランチャイズ店舗を半減させた。現在36店舗を運営しているが、その内32店舗は自社が所有している。

デリーに拠点を置くMoti Mahalは自社運営・フランチャイズ運営のどちらも行っているが、将来的には自社運営に注力する考えだ。 あるレストラン経営者は「近い将来2店舗を開店予定で、一方はロンドンに出店する。どちらも自社運営だ。フランチャイズ運営は有益だが、食品の品質まで揃えることができない」と語っている。

 

専門家の中には「マクドナルドやケンタッキー、ドミノピザのように、フランチャイズ展開を進める海外企業とは異なり、定められた明確な基準がない伝統的な飲食店にとってはフランチャイズ運営が適さないのではないか」という声もある。 インドのコンサルティング会社Technopak Advisorsの小売・コンシューマ担当副社長Ankur Bisen氏によると、会社のブランド力が向上するとフランチャイズ店が品質や規格を維持することが困難になり、自社で運営する傾向にあると見ている。

 

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