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【小売】UAE小売大手Landmark Group、インドの小売事業拡大 売上10億ドル目標

UAEの小売コングロマリットLandmark Groupはインドでの売上10億ドルを目標としていることを、同社ディレクターRamanathan Hariharan氏が語った。

Landmark社はインドにおいてブランド“Max”“Home Centre”“Lifestyle”を展開している。2012年売上は6億ドルだ。今後はフランスのスーパーマーケット運営Auchan Groupと提携してハイパーマーケット運営を行う予定であり、2013年は30~35%増を目標としている。

世界展開する小売大手各社にとってインドは大変魅力的な開拓地だ。Reutersのレポートによれば、様々な国際的ブランドのインド参入により市場規模5,000億ドルの市場は年20%で成長している。2013年は欧米を中心としてさらに増加すると見込まれている。

これはインド政府による海外直接投資の条件緩和によるところが大きい。2012年9月には3つのブランドを運営する小売業者は51%まで海外直接投資が認可され、単一ブランドを運営する小売業者は100%の投資が認可された。国際的な大企業がインド現地の事業者と提携し、インド現地の顧客に直接販売することが可能となった。

世界最大手不動産サービスCBREの南アジア法人の会長兼社長Anshuman Magazine氏は、インドの魅力は人口の多さだけではなく、インドで事業展開することで今後数年間で規模拡大できることと、人々の購買力も今後10年間拡大すると見られることが挙げられるという。

しかし、購買力についてはまだ中規模程度の都市では十分発達しておらず、また小売業に必要なインフラにも課題はある。ただし「状況は改善している」(同氏)面もあり競争も激しくなっているという。

また外資企業が参入する際には不動産に関する課題も大きい。「不動産が彼らにとって最も大きな課題となる。新たなショッピングモールは増えているが、最大の問題は、競争が激化して価格が上がっている中でよりよいスペースを入手できるかだ」(同氏)。

同氏によれば、今後外資企業が参入することで、今後5年間でインドは小売業の中核拠点としてドバイに追いつくことができるとみている。今後インドで外資による小売事業が大きく展開しインフラも整備されていくことで、これまでドバイで購入していたインド消費者がインド国内で消費することになるため、ドバイの小売市場にとっては何かしら影響が現れてくるのではないかと予測している。

 

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