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【アパレル】ファーストリテイリング、H&M、インド進出計画

インド小売業におけるここ数ヶ月の海外投資に関する規制緩和の流れを受けて、ユニクロを展開するファーストリテイリング社とスウェーデンのH&Mは、グローバル戦略の一環としてインドで自社運営による店舗の設立を検討している。

土地開発関係者によると、両社はデリー郊外に開設予定のモール内に、中核となる店舗スペースに決定しそうだという。ノイダのSector18に位置するモールはDLF社が管理し、広さは180万平方フィートだ。同モールは今後6ヵ月で開店すると言われている。

ただしこの進出計画は、インド政府により海外直接投資が承認されるかどうかにかかっている。
2012年9月に単一ブランド小売の海外直接投資の規制が緩和したことを受けて、各ブランドはインド不動産価格やその他の制約もあるもののインドへの進出に注目している。特にスペインのブランドZaraの成功を受けて、他社のインド市場への参入意欲が高まっていると見られる。

H&Mは低価格ファッションブランドとして知られており、先月作成した70億ルピーの海外直接投資の提案に対する政府の決定を待っている。H&Mは、海外直接投資の提案内容によるとインド国内で50店舗を開店する計画だ。現地の不動産開発関係者によると、H&Mはデリーやムンバイのモール関係者や不動産開発業者と検討を進めている模様で、15,000~25,000平方フィートの店舗を探しているようだ。

ファーストリテイリング社はArvind Brandsとの合弁会社設立によってインド参入を計画しており、同モールの中核となる店舗スペースを確保していると言われている。同社は海外直接投資の申請をインド政府に提出している。なおArvind Brands社はアメリカのブランドTommy Hilfigerとインドで合弁会社を運営している。

Inditex社の保有するZaraとアメリカのカジュアルウェアの小売業者Gapのように、ユニクロとH&Mは競合企業だ。

 

不動産コンサルティング企業Jones Lang LaSalle社MDのPankaj Renjhen氏によると、小売スペースは手に入りやすいため、他の地域に比べデリー首都圏への進出が有望だろうと語っている。ムンバイも多くのブランドにとって最大の市場であり店舗スペースも得られるというが、ムンバイは開発に時間がかかる場合があるとのことだ。

Boston Consulting Groupの2012年の報告によると、衣服への支出は今後7~8年間で3.8倍となり、2,250億ドルに達すると予測されている。

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