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【パーソナルケア】Hindustan Unilever社、業務用ヘアスタイリング製品の販売開始

Hindustan Unilever社は買収により獲得した業務用ヘアケア製品を用いてインドのヘアカラー市場に参入する。投入する製品ブランド”TIGI”では、ジェルやシャンプー、ワックス、ムース等を展開する。40店以上のサロンを通じてTIGI製品の販売を開始する予定だ。

Hindustan Unilever社の親会社Unilever社は、2009年にTIGIヘアケア製品事業を4億1,150万ドルで買収した。

TIGI製品は非常に高価格であり、シャンプーは250mlで700~925ルピーと標準価格の約8倍であり、FMCG大手企業他社のプレミアムブランドDoveと比べても4倍程高い。

またTIGI製品価格はL’Orealの多くの製品と比較しても40%以上高い。L’Orealはインド都市部のサロンの4分の3以上で使用されており、他の競合企業はP&GのWellaやドイツのSchwarzkopfなどが挙げられる。

L’Orealは、3万店以上のサロンを介して製品ブランド“Professional”“Matrix”“Kerastase”を販売している。L’Oreal India社ディレクター(業務用製品部門)Aseem Kaushik氏によると、カラーリングやその他のサービスを自宅で行いたくないためにサロンへ行く利用者に対して、ヘアスタイリストがサービス中に行うケア製品のアドバイス等は販売に大きな影響を与えることができると語っている。

Hindustan Unilever社は、参入した分野のほとんどの市場において大部分のシェアを占めている。プレミアム製品に注力することで、利益率改善が狙いだ。

同社はこの戦略変更によって、2013年3月の営業利益率で20%を記録した。これは同社の過去10年間で最高値だ。プレミアムブランド“Pond’s”“Dove”は売上100億ルピーを超えている。

同社の大きな成長は主にパーソナル製品に反映されており、新ブランドや同分野の早い展開を見込んでいる。

同社は最近、TRESemmeヘアケア製品やDoveブランドのヘアオイルの発売、Luxブランドのデオドラント製品の拡大を行った。

Hindustan Unilever社のパーソナルケア事業において、プレミアム製品は100億ルピー以上、約14%を占めた。総売上高は同社全体の3分の1未満だが、総利益の半分近くを占めている。

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