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【日用品】インド日用品大手Colgate社 積極的な販売攻勢、P&G社製品”Oral B”発売に対抗

インド大手日用品メーカーP&G社は2013年7月上旬、インドでは初となる歯磨き粉“Oral B”を発売した。

この動きに対して、市場規模500億ルピーのインド・オーラルケア市場のマーケットリーダーであるColgate-Palmolive社は大変注目している。
P&G社の発売の動きを踏まえて、Parameswaran氏が率いるColgate社の動きは迅速かつ積極的だった。

例えば歯ブラシ・歯磨き粉の大量販売やイベントの開催、パートナー企業とのプロモーション、割引など様々な策を講じた。
例えばムンバイ郊外のスーパーでは、Colgate社は自社歯磨き粉製品を250個余りピラミッド上に積み上げ山積みにし、価格割引の札や1個購入に付き1個無料サービス等が書かれた札を付けた。
同社はこの活動を小売店450万店舗の小売店に展開し、P&Gの製品を他の棚に移すために露骨な行動を取った。
このような熱心なプロモーション活動は、Oral B発売の2週間前にはされていなかった。

某大手スーパーのスタッフによると、いくつかの大手小売店は、ColgateとGlaxoSmithKline社の製品よりも取り分が低いため、P&Gの歯磨き粉を導入していないという。

Future Groupのpresident-Food Bazaar、Devendra Chawla氏は「Colgate社の過去に例のない販売攻勢だ」と指摘した。

P&G社は、主に洗剤・シャンプー・スキンクリーム分野において、Unilever社と何度となく激しい競争を繰り広げてきたが、Colgate社との競争はこれが初となる。なおColgate社は広告費・販促費用を今年の上半期に全体の31%も投入している。

Parameswaran氏が2012年2月にColgate社MDに就任してから、同社の市場シェアは53.1%から55%まで拡大し1998年以来最大シェアを獲得した。
市場の専門家によると、通常マーケットリーダーは成長を目指すのではなく、シェアを維持する傾向にあるが、Colgate社はParameswaran氏の下で引き続き成長しようと努力している」と見ている。また、他分野で起きている現象に対する好奇心もあり、マーケティング能力とリーダーシップを兼ね備えた人物だと評する声もある模様だ。

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