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【玩具】インド玩具小売店 海外製品から国内製品にシフト ルピー下落によるコスト増背景

インド玩具メーカー・小売業者は、インドルピー下落の影響を抑えるために現地生産の強化を検討している。ただ現地生産に切り替えるにしろ調達コストの上昇を賄うために販売価格への影響はなくなるわけではない。

幼児向けブランド製品“Giggles”を展開している Funskool India社では、売上の半分以上は、Legoやタカラトミー、独Ravensburger社等の海外製品が占めている。同社はインド・ゴア州とタミル・ナドゥ州に生産工場を持ち、売上は年平均で20%を記録している。同社CEOのJohn Baby氏によると、今後は国内製品の比率を全販売製品の75%まで高める考えだ。同社では前四半期に販売価格を引き上げたが、輸入コストの増加に対応しきれているわけではなく、再度価格を引き上げることも検討しているようだ。

インド国内に生産工場を持たない企業は、インドルピー価格の変動への対応策を模索している。ドイツのSimba Toys社事業部長Shree Narayan Sabharwal氏によると、同社も中長期的にはインド国内で生産拠点を持つ方向で現地生産の機会を模索しているものの、「現時点では、ドル上昇に合わせ価格を20%上昇させる以外に選択肢がない」と語っている。
その一方で上記2社いずれも販売拠点の拡大を検討している。

Legoの販売代理店でもあるFunskool India社は、最近タミルナドゥ州Chennaiで初のLego専門店を開設した。今後は多くの玩具ブランド製品を他都市へも展開していく考えだ。

Simba Toys社は、2014年までに大都市圏以外に100店舗を展開する予定だ。

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